仕事が変わりました(会社はそのままで)

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2週間休職していました

ちょっといろいろあって、2021年12月末でチームを離れ、1月頭から2週間休職していました。 端的に言えばストレスが溜まってたんですが、今は元気です。 その後いろいろありましたが、会社も社内カンパニーもそのままです。 部署、つまりやることは変わりました。

「今は元気」と断言できるのはなぜか。それは、以前読んだこの本が役に立ったからです。

この本は疲労を3段階に分けるのですが、12月当時の自分は2倍モードの真っ只中で、 仕事に加えてプライベート、育児とかなり無理をしていました。

いろいろあって上長に相談したところ「休んだ方がいいのでは」と言われたときにこの本を思い出しました。 家族とも相談した結果、素直に「はい」ということができました。

これは言い換えると、今休めば2週間の休職で済むと考えたからです。で、実際2週間後に復帰しました。 正確にはその時点では完全復活ではなかったのですが、次の目標ができて、完全復活できました。

改めてスクラムを学ぶことにした

休職中はDjangoで作った個人サイト(マイページ)をHerokuからAWSに移行したり、機能開発をしたりしてましたが、その一方で「なぜうまくいかなかったのか」を考えていました。

考えた結果、原因は自分でもチームでも会社でもクライアントでもなく仕組みにあったという結論です。 少なくとも、自分の中ではアジャイル開発はできてたと思います。チーム運営もまずまずできていました。 しかしそれだけだと持続可能な開発チームはできないことを痛感しました。

復職してもすぐに仕事があるわけではなく、学習の時間がたくさんあったので、改めてスクラムの本を読んでみることにしました。おそらく一番簡単な、この本からです。

すごく書いてあることが身に染みました

自分は最初はクライアントに合わせて「カンバン」風に進めていました。 機能開発とリリース自体は素早くできていました。 品質も良かったと思います。要件定義から綿密に打ち合わせしていました。でもそれだけでは不十分でした。

チームにしろ、プロダクトにしろ、本当の問題はそのにあります。 やれることは少しずつ増やしていましたが、自分がやっていたのは「自分ができること」の範疇に過ぎませんでした。途中からは自分が機能開発をせず、CIなど、足回りの整備に専念していました。ただ、あくまでそれは「1開発者」としての行動でしかありません。 全体を見て、問題となっているところを解消する、専門の役割が必要です。

「スクラムマスターは専任がいい」というのはそういうことです。

チームファースト

年末から年始にかけていろいろ本を読んだのですが、一番はやっぱりこれです。

「機能横断型チーム」が主役です。ここから始めないと何も変えられない、そう思います。 今までいろんな組織論の本を読みました。ITに限りませんが、結論は同じです。機能横断チームが主役。 そのチームをどう繋げていくか、それは会社によって様々です。

「仕組み」を作ることになった

そのあといろいろあった結果、自分の仕事はその「仕組み」を作るものになりました。もちろん1人ではなく、チームで行っていますが、今まで以上に責任重大です。

まだバタバタしていますが、楽しいと言えば楽しいです。少なくとも妻からはそう見えるみたいです。

ちなみに、休職はしたのですが、12月までのチームでの貢献と、2月以降の働きもあり、評価は悪くありませんでした。 なので(?)安心して働けます。